「肌」というものは私と外の世界をつなぐ第一線の砦だ。外部からの刺激に敏感であるし、内部からの間接的な影響を毎日受ける。だからこそ私たちは肌を丁重に扱わないといけない。
私が抱える肌の悩みは”ニキビ”と”乾燥”だ。肌トラブルに対して即日対所出来る薬などは存在しない。日々の手入れと応急処置なくして成り立つ健康的な肌はない。
第一の悩み、ニキビだ。今まで生きてきてニキビに悩まない人は少数派であろう。思春期に唐突に表れた、心のしこりの原因にもなりうるニキビは年齢を重ねるにつれて減少はする。しかし青年期以降感知するわけでも跡がなくなるわけでもない。私も時たま脂っぽいものを過食してしまったらニキビが発病してしまう。
大抵は触らずより丁寧な洗顔を心掛ければ治っていくが、幼少期からの忌々しいしこりに変わりはない。
また、青年期に入るにつれて乾燥が気になるようになってきた。肌が引っ張られるような、ひび割れしているような、そんな違和感が常に付きまとう。一生付きまとう肌の乾燥トラブルにどのように対処すれば模索中である。今一番効果があるのは化粧水やオイルをハンドプレスすることである。
肌トラブルを侮ってはいけない。内部と外部を媒介してくれる肌をナチュラルで美しく保つには、宝石や花のように肌を扱う心構えと手順が必須なのである。